Philip Giraldi(フィル・ジラルディ)の履歴・経歴

元CIA諜報員・軍事情報将校・安全保障コンサルタント

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基本情報

Philip M. Giraldi(フィリップ・M・ジラルディ)は、1946年頃生まれのアメリカ人です(2026年現在79〜80歳)。元CIA諜報員、軍事情報将校、コラムニスト、コメンテーター、安全保障コンサルタントとして知られています。

彼は長年、中東と欧州での対テロリズム業務に携わり、現在は米国の中東政策、特にイスラエルとの関係を批判的に分析する立場で活動しています。

学歴

シカゴ大学で文学士号(BA with Honors)を取得。

ロンドン大学で欧州史の修士号(MA)および博士号(PhD)を取得。

言語:英語(母語)のほか、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、トルコ語に堪能。

CIAおよび軍事情報キャリア

ジラルディ氏はCIAに約18年間勤務し、主に対テロリズム分野を専門としていました。

欧州および中東の複数拠点で任務を遂行。1980年代後半にはイスタンブールの現地事務所で副基地長を務めました。

1989年から1992年にかけて、バルセロナ夏季オリンピックのセキュリティ支援でCIAの上級責任者(Chief of Base)を務めました。

軍事情報将校としても活動し、テロリズム関連の事例を20年以上にわたり扱ってきました。

2005年頃までCIAアナリスト(対テロリズム担当)として活動した記録があります。

民間セクター・コンサルティング

CIA退職後、民間コンサルタントへ転身。

San Marco International社の社長(国際セキュリティ管理・リスク評価コンサルティング)。

Cannistraro Associatesのパートナー。

1992年以降、複数のFortune 500企業をクライアントとしてコンサルティング業務を行っています。

現在の主な役職

2010年よりCouncil for the National Interest (CNI)のExecutive Director(事務局長)を務めています。同団体は米国の中東政策をよりバランスの取れたものにすることを目指し、イスラエルへの軍事援助の停止などを提唱しています。

Veteran Intelligence Professionals for Sanity (VIPS)の創設メンバー。

The Unz Reviewの国家安全保障編集者。

The American Conservative誌の寄稿編集者(9年以上)。

寄稿・メディア活動

Antiwar.com、Al Jazeera、The American Conservativeなど複数のメディアに定期的に寄稿。

Judge Andrew Napolitanoの「Judging Freedom」ポッドキャストに頻繁に出演し、中東情勢や米国外交政策について解説しています(2026年現在も活発)。

ドキュメンタリー映画『Shadows of Liberty』(2012年)や『Dirty Wars』(2013年)などに出演。

政治的活動

2008年の大統領予備選でロン・ポール氏の外交政策アドバイザーを務めました。

一貫して米国の介入主義的外交政策、特に中東での軍事行動やイスラエル寄りの政策に批判的です。

論争・批判

イスラエルロビーや米国外交政策における親イスラエル勢力への強い批判から、反ユダヤ主義(antisemitism)の批判を複数回受けています。

一部の記事で9/11事件へのイスラエルの関与を示唆するなど、物議を醸す発言・執筆で知られています。

Anti-Defamation League(ADL)などから「反イスラエル団体」関連人物として指摘されています。